屋久島旅行記 3日目  最後のご飯編

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いい加減お腹も空いてきたし、そろそろ食事して帰路につこう。
と言いながら、ホタル館の向かいにある『長吉屋』に向かう。
なんだか美味そうな雰囲気がしていたんよな。
こちらさつま揚げのお店。
さっかくだし、お持ち帰りが可能なら持ち帰ろう。
そう思っていたところ、
「ごめんなさいな。うちは全部、無添加だから日持ちしないの」
本当に申し訳なさ気に言われる。
冷蔵した状態でもこの季節の持ち運びはオススメしない。
そこまで言われたら仕方ない。
ここで食べるものだけを注文しよう。
そして美味しかったら、後日、お取り寄せだ。


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選んだのは基本のヤツとれんこん。
美味しく食べられるように、ちょっと温めてくれる。
そんな気遣いが嬉しい。
このさつま揚げがまた美味い!!
さつま揚げは所詮練り物の一種だろう。
そんな認識を改めてくれるくらい、魚の旨みを感じる。
魚をそのまま揚げるよりも一手間かけることで、
より美味いものにしている。
こいつはいつか居酒屋はじめたら取り寄せたい品だ。
あと、さつま揚げは妙に甘ったるいイメージがあったのだけれど、
ここのはそんなことない。
後で別のお店で試食し分かったのは、
あの甘みは食品添加物によるものだった。
添加物なしの方が断然美味い。
そう思える舌でこれからもありたい。


気が付けば時間はもう15時。
胃がもっと食い物を入れろと騒ぎ立てる。
『長吉屋』のおばさんに
「この時間帯にご飯食べられるお店ありますか?」
暗に「美味い店紹介せーや」と聞いてみる。
紹介されたのは 知覧の町の入口にあった蕎麦屋さん。
蕎麦かぁー
あまり蕎麦の味が分からないのと、
ちょっと値段が高めに感じることから蕎麦に苦手意識があるんよな。



そんな散々な気持ちで入ったのが『そば茶屋 吹上庵 知覧武家屋敷店』。
チェーン店なのかな。
それにしては本格的な雰囲気。
そして意外に安い。
これは嬉しいと穴子天板そばを注文。
そば屋の玉子焼きも美味そうだったんだけど、我慢。


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幸ちゃんがトイレに行っている間にとどいたかき揚げ。
「味見しよーか」
など悪い誘惑にみどりちゃんと2人勝利する。


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やっときたー。
そして予想より多い。
嬉しい誤算が続くなぁ。


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蕎麦の上にはアナゴ天、カボチャ天、ピーマン天そして味のり。
天ぷら専門店の『』ほどでないけれど、穴子もなかなかのサイズ。
蕎麦がメインなんでちょうどいい量だ。


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そば汁にはとろろが入っていた。
冷たい汁に蕎麦をつけ、遠慮なく食べれる量があるのって嬉しい。
グイグイ食べても、まだある。
最後には「多いなぁ〜」って言い合うほど。
きちんと蕎麦湯も出してくれた。
時間が時間だけに蕎麦湯が濃厚。
最後までおいしくいただきました。
そして散々な気持ちで入ってごめんなさい。
蕎麦が気に入ったみどりちゃんは生蕎麦を購入して帰ってたよ。