屋久島旅行記 2日目  出発編

朝4時半に起床。
といいつつ、5分後にセットした目覚ましで起きる。
酒を呑んだ次の日に早起きは辛い。
眠いー。
それでも、いよいよ縄文杉に会いに行く日だ。
見に行くではなく会いに行く。
縄文杉を目指す人はこう言うらしい。
気持ちは分かる。
ノーマルコースで10時間だもんな。


寝ぼけながら昨日買っておいたメロンパンを食べ、
身支度を整え、最寄のバス停へ。




























このバス停のすぐ前にある『八百八』さんに登山弁当をお願いしていたので、代金を払い受け取る。
縄文杉観光がメインの島。
朝から弁当を用意してくれるお店がたくさんあり助かる。
登山グッツのレンタルや案内所の数など、
実際にトレッキングに関してのサービスは他の観光地より上だと思われる。


弁当屋さんは登山客限定で早朝の数分間だけ開店しているらしく、
弁当の引き換えが終わったらすぐに閉店。
お店の人は車で帰ろうとする。
バスを待っていると昨日のお兄さん登場。
バスを待っている人に
「これは弁当待ちですか?」と聞いた。
笑いを堪えるのにかなりの力を費やした。
あ、あんた4時半にはこの弁当屋でバスチケット購入するって言ってたやん。
1時間ほど寝過ごしやね。
何とか店を開けてもらえ、1時間遅れで登山口へ向かった兄さん。
大丈夫なんやろうか?




























5時半発の白谷雲水峡行きのバスに乗り込む。
この時間に乗り込む人は白谷雲水峡発、もののけの森経由、縄文杉行きの人ばかり。
縄文杉コース(1日)と
白谷雲水峡コース(半日)のミックスはけっこうしんどいらしいので人はそこまで多くない。
乗客全員が席に座れるし、荷物を置く余裕もある。
運転手さんは観光客ばかりと知っているので、
「左手にヤクサルがいますよー」やら
「右手にヤクシカがいますよー」など
ちょっとしたサービスガイドをしてくれた。
バスに乗り、グイグイ山道を上ることこと約30分、白谷雲水峡に到着。
すでに高地。
バスを降りると少し肌寒い。
動けばすぐに暖まるだろうけれど、
せっかく持ってきているのだから、ウィンドブレーカーを着る。