屋久島旅行記 1日目  晩飯編

ご飯を食べるため外出。
行きたかったお店は『海舟』。
おそらく道はこっちだけど、灯かりがまったく見えない。
さすがにあやふやな記憶で行くには厳しい状況だったので、
勇気をもってUターン。
別の店を探し、坂をのぼる。
この先に何かお店があるかどうかは知らないけれど、明かりが見えたので。
行ったらそこには『凡我塔 ひらみ屋』。
お昼にのぞいたスーパーで売っていた屋久島のパン屋さん。
明日の朝飯を買っておこう。
ということでパン購入。
って晩飯にならんがな!!
仕方ないので元の道を戻ることに。
と言いつつ、すぐ隣のコンビニに入る。
おっ三岳のペットボトル発見。
噂に聞いていたけれど、こんなとこで見つかるとは。
どうせ宿方面に戻るんだからと、土産用に数本購入。
宿に荷物を置き、さらに港方面に向かい歩く。


満員で断られたりしながら、
最終的に入ってのは『四季亭』。
定食を食べることもお酒を呑むこともできるお店。
明日のトレッキングにそなえて禁酒
ではなく、
軽めに呑むことに。
我慢のし過ぎは身体にも心にもよくないです。





付きだし
冬瓜かな。
ほんのりピリ辛の餡がいい感じ。
かなり空腹だったんでうっかりすぐに食べきってしまう。
それでも空腹。
空きっ腹にビールが!!





サバ節のピリ辛マヨネーズ和え
ネーミングはうる覚え
マヨネーズと辛子を混ぜたソースでサバ節を和えている。
これが絶妙に酒をススめてくれる。
実に危険な味。
お腹には食べ物がたっぷりとは言えない状況なのに、生1杯目が終了してしまった。





造り盛り合わせ
地の魚ばっかり。
説明がなかったので確証はないのだけど、食感やら判断すると、
首折りサバ、カツオ、とび魚はあった。
どれも美味。
とび魚は小骨が多いんやね。
多分、初めて食べた。
醤油はほんのり甘め。九州を中心とした甘めの醤油文化圏なんだろうな。
ここで焼酎にシフト。
特に何も言わなくても屋久島名物の三岳が出される。
さすがにロックは危険なので水割りで。
芋焼酎のはずだが、そこまで芋の香りはせず呑みやすい。
人気が高いことも頷ける味。
「臭さが足らんのぉ」
とクダを巻きそうな友人の顔が思い浮かぶ。
その横で同じようにクダを巻きそうやけど。
一緒にクダを巻きたいんで、是非、一緒に屋久島行きましょう(w





とび魚のにんにくバター焼き。
それほどコッテリせず食べやすい。
かぼすが嬉しい。
柑橘類は胃袋を拡張する作用があるんよな。





ああ、追加注文してもーた。
もうちょっと食べたい気持ちが抑えきれんかった。
普段の生活ではしっかり抑えるんやけどな。
ま、旅先やからええか。
ということでカツオのハラス。
シンプルに焼いてもらもらう。
カツオを焼いてはあまり食べたことないんやけど、
焼くとカツオの旨みがギュっと凝縮していた酒に合うんよな。
マスターに
「三岳どうですか?」
と問われたので、
「呑みやすくて美味いですね。個人的にはもっと芋くさいのが好みなんですけど」
ってな風に答えたら
「じゃ、これを」
と『黒こうじ 屋久の島』をサービスでいただけた。
うん。
こっちの方が芋くさい。
そして好みだわ。
買って帰りたかったけど、
もう持って帰るには厳しい重さの荷物になっていたのが残念。





おにぎり
〆におにぎり。
幸ちゃんのリクエスト。
サバ味噌入りはなく普通のコンブ。
柔らかく握られていたので、
何個でも食べれそうで危険。


このお店で知り合った鹿児島のお兄さんが
本当に何も調べずに明日縄文杉に登る気だったことに驚く。
荒川登山バスの存在すら知らなかった。
長い旅ならともかく、目的地が一箇所なら、
最低限の下調べはしておこうよ。
それは旅する人間としての礼儀だと思うんだな。
知っている情報を教え別れたけど、大丈夫なんだろうか。


まだ呑みたい気分ではあったけど、
明日も早いのでここらでお暇することに。
部屋に帰って横になったらすぐに寝れた。
そりゃそうか。

最後のあたりはそのまま食事日記行きだな。