110318のつぶやき

戦後最大の災害。
予想外のこと。
最悪の事態の連鎖。
この1週間、たくさんのことが起こったので、
情報をうまく処理できていない気がします。
現地から遠く離れた場所にいるぼくでさえこんな状態にあるのだから、
現地の人たちの心労は計り知れないものがあります。


そのなかで人々は本当に努力していると思います。
日本に住む人だけでなく、人間という種の力を見ることができるている。
甘いかもしれませんが、そう思わずにいられません。
もちろん細かなことであれば「なぜ?なんで?」と言いたいことはたくさんあります。
しかし、今は皆が努力している。
明るい方向を目指している。
それでいいのじゃないでしょうか。


ひとつだけ。
現地にいない人間だからこそ感じることを。
不自然なほどの自制はどうなんでしょう。
被災された方々のことを思えば、許されざる一線は間違いなくあります。
それは自然な自制であり、必要なものです。
「大変な人がいる。だから何もかも自制しよう」
一聴すれば耳に良い言葉です。
しかしその考えを推し進めれば、
「みんな我慢しているんだ。あなたも我慢して」になり、
「欲しがりません。勝つまでは」に繋がりかねないのではないでしょうか。
それはいただけません。
節度をもって、明るい空気を。
被害のない、もしくは少ない地域に住む人間にできることは、
心の片隅に被害のことを残しつつ、これまで通りの生活をすること。
長い目でみたとき、求められるのは
自粛ではなく、活発な経済状況の展開です。
明るい話題を増やしましょう。
それによって被災された人に笑みが浮かぶような生活を心がけたい。
そのために光の差す方を見よう。
そんなことを考えるのです。


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