屋久島旅行記      0日目→1日目出発編

以前から行きたいと思っていた屋久島。
不意に時間ができたので、その時間を無駄にせまいと行くことに。
本来であれば時間があるのだから1週間くらい1人でのんびり滞在すればいいものを、
生まれもったビビり根性が
「一緒に行けそうな友達を探そう」
と訴えかける。
その壁はあつく、一番、こういった旅にのってくれそうな幸ちゃんに連絡。
自分が動きだしたら強いとけど、動き出すまでが弱いってことは百も承知だ。
幸ちゃんからの返事は「いいよ。行こう」
立派な社会人である幸ちゃんのスケジュールに合わせた結果、2泊3日の旅行が決定。
3連休を利用した旅行だが、できるだけフルに時間を活用しようと考えると、
休日初日の土曜朝には鹿児島にいることがのぞましい。
そうなると運転手の自分の体力はある程度、維持せねば。
そういった理由から夜の運転に向け、昼は寝る努力をする。
なんでだろうね。
こんな時に限って、あまり寝れない。

この日が平日であったことを忘れ、岡山を17時過ぎに出発。
しっかり渋滞にひっかかる。
走行時間しか考えていなかったのは失敗だわ。



























でも、綺麗な夕日が見れたんで良かったね。
普段、夕日なんてみる余裕なかったので、
この光景が旅の始まりに思える。
この旅で素敵な光景に出会えればいいな。
そんなことを思いながら、
制限速度から逸脱しない範囲(あくまでも自分のなかで)で西へ。
予定通り、20時前には広島着。
この広島で旅の道連れ幸ちゃんと合流。
会議が長引いたらしく合流は21時過ぎ。
22時、いよいよ出発っと見せかけて晩飯へ。
腹が減っていたんよ。


























市の中心部でなく、広島IC近くでご飯食べる場所を探した結果、
『蔵造』というラーメン屋に入る。
味噌ラーメンがメインっぽいお店。
それは味噌ラーメンを食べねば。
と思ったのに、それ以上に気になるメニューを発見。
それがカレー汁なし担々麺。
汁なし坦々麺は好きやけどさらにカレーが入るとな。
いったいどんな味になるのかイメージできない。
自分の気持ちの軽さに「本当にそれでいいのか?」と思うこともなく、
カレー汁なし坦々麺を注文してみた。
反省なんて旅が終わったでいいさ。
人生って旅が終わった後で。


























具材的には普通の汁なし坦々麺。
カレーがどこにあるかといえば、
スープが濃厚でスパイシーなカレー味。
出された時から、スパイシーな香りが鼻に届く。
頭は悪いけど、鼻はいいんよ。
匂いからは期待できそう。
箸でザッザッと混ぜて一気に啜る。
うん。うん。これは美味い。
ひき肉自体にも味がついているので、
食べる割合によって味に変化が出るのも嬉しいところ。
麺を大盛りでお願いしたのに箸が止まらない。
一気に食べきってしまった。
これにご飯を追加注文して、
食べ終わった器にドボンしても素敵だと思う。
でも、これからの夜間運転を考え我慢。
店が開いていなかったので、
半ば仕方なく入ったお店だったけど、
当たりってのは
これからの旅の幸先の良さを予見しているようで嬉しいもんだ。


事前にしんどいやろーなーって思ってたけど、
実際に鹿児島まで車で移動するのはしんどかった。
23:20 広島IC
  ↓
23:30 大阪で仕事している友人ノブ君から電話あり。
   「今、仕事で広島来ているんよー」
   ああ、この電話が2時間早ければ・・・
  ↓
00:45 山口県内どこかのサービスエリアで携帯からツイット
  ↓
01:00 どこのサービスエリアによってもガススタが開いておらず、
   ガソリン残量に不安を覚えはじめる。
  ↓
02:31 福岡県古賀サービスエリアにて給油。
   この時点でガソリンランプは残り1つになり、
   ここが開いてなかったら高速を降りようと話していた。
  ↓
04:15 熊本県某サービスエリアにて
   フェリーの時間を考えると後2時間で鹿児島に着きたいが、
   大丈夫かと不安になる。
  ↓
06:05 鹿児島南埠頭に到着。
   高速船トッピー乗り場はまだ閑散としていた。
   待合で寝ている人はトッピー待ちだろうか。それとも…



『蔵造』
http://r.tabelog.com/hiroshima/A3401/A340107/34007309/